交通事故の刑事責任

事故をおこしても、自動車保険に加入しているから大丈夫と考えるのは

大きな間違いです。

交通事故を起こした場合、いくつかの責任が生じます。

これは、刑事責任・行政責任・民事責任・道義的責任の4つに分類

出来ると思います。

自動車保険で対応できるのは、このなかで、民事責任部分だけです。

保険会社が示談してくれるのは、この民事の損害賠償金額の合意に関

してだけです。

被害者の損害分を、保険金を支払って解決するのが自動車保険です。

民事とは別に、刑事責任とは、国が事故の加害者に刑罰を与えることです。

例えば、酒酔い運転をしていて人身事故を起こしてしまった場合は、刑法と

道路交通法との併合罪となます。

飲酒や薬物などの違反運転行為は、より重い罪に問われるようになっています。

行政責任は、事故を起こし、社会秩序を乱した事に対するペナルティです。

一定期間の免許の停止や取り消しなどがそれに該当します。

死亡事故を起こした場合もそうですが、飲酒運転も悪質なものは一発で運転免許

取り消し処分になります。

危険な飲酒運転を撲滅したい国の姿勢があらわれています。

最後の道義的責任ですが、被害者への謝罪やお見舞いがそれに該当します。

一方的に自分が原因の事故なのに、この道義的責任を果たさないでいると、

被害者の感情がこじれます。

解決するものも解決しない、相手感情が加味されて他の処分も重くなる

可能性があります。

保険会社に示談を任せるのはいいのですが、事故の原因が自分にあるのなら、

相手への謝罪や気遣いは必須です。

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